鬼の嫌いな3点セット

みなさんこんにちは。2月3日は節分でしたね。
あっちこっちで豆まきの音が聞こえてきました。毎年結構にぎやかですね。
節分について調べてみますと、「形の見えない災害、病、飢饉など、
人間の想像力を超えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられており、
立春を迎える前日に、鬼に豆をぶつけて邪気(=鬼)を払い、
福を呼びこもうという行事」とあります。

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ところで節分の鬼退治3点セットと言えば
1.豆
2.イワシの頭
3.ヒイラギ
今日はこの3点セットについて
お話をしたいと思います。

1. 豆
なぜ豆なのでしょうか。
古くから大豆には霊的な力が宿るとされ、神様への供え物として使われていたそうです。
魔の目(魔目=まめ)に豆を投げつけて魔を滅する(魔滅=まめ)にも通じるそうです。
ただし、生の豆を使うと、芽が出て縁起が悪いとされ、豆まきには「炒る」が「射る」にも通じて、炒り豆でなくてはいけないとされているそうです。
ところでこの大豆の生豆はビールのおつまみの王様「枝豆」って知ってましたか。

2. イワシの頭
つぎにイワシの頭なのですが、昔から鬼は臭いに弱いとされています。
このため腐ると強烈に臭いイワシの頭を飾って、
鬼が近づかないようにしているのだそうです。
でも最近このイワシの頭を飾っている家が少なくなりました。
考えるに理由は、野良猫が食べてしまったり、匂いがすると不衛生的で良くないと
みんなから嫌われたせいではないでしょうか。

3.ヒイラギ
最後にヒイラギです。
クリスマスに飾り付ける植物ですので海外のお花かと思いますが、
純粋な日本の植物です。
一般にヒイラギの葉にはトゲがありこのトゲが鬼をさすので飾った
という説がありますがちょっと怪しいです。
なぜならば、南の方ではヒイラギの代わりに「ユズリハ」という
トゲのない長楕円形の葉っぱを飾っています。
どうもトゲで鬼をさすことが目的ではないようです。
調べて分かったのですが、鬼はもう一つ大嫌いな物がありました。
それは大きな音です。
中国では鬼を追いだすために豆と一緒に爆竹を焚いて大きな音で鬼退治をします。
実はこの音の代わりがヒイラギやユズリハの葉だったのです。
この葉は生のまま火にくべると、パチパチと大きな音を立てて爆竹の音を思わせます。
きっと爆竹のなかった時代、中国から鬼退治が伝わった時火薬を使う技術がなく、
代わりにこの植物を燃やして追い払う一助としたと考えられるのです。

鬼退治をして幸せを願った、昔の人々の強い思いを感じますね。

2008年2月 6日 10:09 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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