第2弾! あの笑顔に出会いたい「南大東島」

いよいよ山の緑も若草色から深緑色へと変化をし始めていますね。
今日は再度、皆さんにこのとっても不思議な島を紹介したいと思います。

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この島は今から4,500万年前にパプアニューギニアの沖合の海底で誕生して、隆起を繰り返しながら、一年間に7cmずつ今でも沖縄に向かって流れている現代の「ひょっこりひょうたん島」なんです。
この島は珊瑚礁が積み重なってできた石灰で出来ていて、海底1,500mからニョキと伸びており、30mだけ海上に突き出ているんです。
この30mの断崖絶壁に囲まれた陸地部分に1,400人の島民がサトウキビを作って生活しているんですよ。

無人島だったこの島に、今から110年前東京の八丈島からさとうきび開拓のために23名が入植したのです。
その苦労は相当なものだったようですが、今では
沖縄県でトップのサトウキビ生産を誇る豊かな島になっています。

周りを崖で囲まれている島ですから当然砂浜がありません。
その昔、島のお母さんたちがどうしても本土並みの幼稚園の設備を揃えたいと、
島にはなかった砂場を作るため、台風が去った後の海岸岩場に通いつめ、
海底から巻き上げられ岩の割れ目に少し溜まっている砂を
スプーンでしゃくっては貯め、ついに数年かかって砂場を完成させて
子どもたちにプレゼントしたという話が残っています。

那覇空港から飛行機でも行けますが、船で一日半かけて行く人も大勢います。
このとき島に着いた船は港に用意されたクレーンで陸地に荷物も人もケージに入れられ、
つり上げられて上陸します。
スリリングで面白い体験ができます。

体験と言えば、台風時には家の前に留めておいた車が数十メートル先の
家の庭に移動していたり、大波が島の崖に当たると島が揺れて
その振動が伝わってくる等普通の常識では考えられない体験をする事も出来ます。
また夏の晴れた夜に全く光のない港に寝転んで星空を見ていると、
両手の先から先まで全部星で覆われていて、自分の身体が空中に浮いて、
星と一体になってしまったような感覚になります。
皆さんに体験してもらいたいです!

この海で囲まれた南海の孤島には、南太平洋ではこの島にしか見られない
不思議な生き物もいっぱいいます。
雨の降った後の暑い真夜中にしか見られない「ミナミダイトウ発光キノコ」、
本来ならば海と川が接する海水と淡水の混じったところにしか生えない
マングローブの代表的な植物である「オヒルギ」が
崖に囲まれた陸地の真ん中にある淡水の池にいっぱい生えているのです。
一体どこから来て、どうやって崖を上って池にたどり着いたのか未だ謎です。
また沖縄本島では、お餅を包む材料として用いているゲットウという植物が
ここでは種が出来ない植物となって島いっぱいに繁殖している等
どこから来たのかを思うと、不思議さでいっぱいです。

いろいろ紹介しましたがこの島の本当の魅力は何だと思いますか。
私は何十回もこの島を訪れていますが、何回も行きたくなる最大の魅力は、
島人や子どもたちが、どこであっても必ず挨拶をしてくれる優しさと
忘れられない笑顔です。 

是非みなさん! 機会があれば一度訪ねてみてくださいね。
あの笑顔に出会ったらきっと何回も会いに行きたくなりますよ。

2009年5月13日 09:50 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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