「ペンギンに会いに行こう」が送られて来た!

こんにちは。本当に暑い日が続きますね。
嬉しいお知らせがあります。以前ご紹介した絵本
「くじら号のちきゅう大ぼうけん 深い海のいきものたち」(さとうたかこ)が、
海洋研究開発機構創立記念日に理事長表彰(社会貢献賞)に輝きました。
またSF(空想科学作品)の発展を目指し、作家、読者、科学者、専門家等が
交流する場として、年に一度、小松左京氏ほか著名なSF作家の支援を受けつつ
毎年全国規模で開催されているイベント「2009年ベスト地球・海洋SFの新作部門」で
「画集・絵本賞」を受賞するに至りました。
同じ部門の(アニメ・コミックス賞)は「崖の上のポニョ」(宮崎駿監督)が
受賞しているんですよ。

今日はもう一人の友人からの新作本をご紹介します。
その本とは夏を代表する動物園の人気者の「ペンギンに会いに行こう」
という題名のカラフルな本です。
ペンギンの見分け方、ペンギンの体、ペンギンの不思議と、
いろんな生態の不思議さのお話はもちろんですが、
一番凄いのはペンギンに会いに行こう! と銘打って、
日本中の動物園のどこに行ったらどんなペンギンに会えるかを
全て網羅して細かく書いてあることです。
ペンギン好き、ペンギンマニアでなければ決して書けない
地道な取材によって出来上がっている優れものです。

FairyPenguin.jpg

実は今から数年前のお話ですが、私は海外で二種類のペンギンと出会っています。
一種類目はオーストラリアの隣の島「タスマニア島」のエコツーリズムに仲間と行った時のことです。ちょうど日が暮れ始めた頃だったでしょうか。
ガイドさんに小高い丘を取り囲むように石ころだらけの海岸が広がる場所に車で連れて行かれました。
海岸に座り込んで待つこと1時間あまり。かなり薄暗くなり始めました。
突然海の中から石ころ海岸めがけてピユー、ピユーと海の中から何かが次々と飛び出してきます。
それはよく見ると何と小さなペンギン達ではありませか。その数も数百羽以上にのぼりかなりのものでした。
どうやって海からあんなに飛び上がれるのかと不思議になりました。

もっと驚きは、その石ころ海岸に上がったペンギン達はヨチヨチと器用に歩き始め、
大きな石の前ではものともせずに再度ジャンプ!ジャンプ!
やがて小高い丘の草の少し生えた斜面にたどり着くと、
その斜面に体がやっと入る位の穴に頭から突っ込んでいます。
お尻を半分出して隠れたつもりでいるペンギンが大半でした。
そしてすっかり日の落ちたなかでそのまま寝てしまっています。
もちろん体丸ごと入れることも出来たペンギンもいますが
「頭隠して尻隠さず」といった世にも不思議な光景でした。
このペンギンは「コガタペンギン」またの名を「フェラリーペンギン」
とも呼んでいて世界最小だそうです。

もう一種類は「ガラパゴスペンギン」です。
あのチャールズダーウィンが進化論を発見した機会を作ったと言われる
ガラパゴス諸島に生息しています。
1997年だったと思いますが、赤道直下に位置するガラパゴス諸島の一つである
イザベラ島を研究で8月に訪れた時のことです。
堤防の上から海を見ていましたら、ものすごい勢いで
海中を飛ぶように泳いでいる動物がいるではありませんか。
目で追うのもやっとと言った具合です。
なかなかカメラに撮れないのです。
ペンギンを目で追ってはっと向かいの崖をみてみると
何とペンギンがいっぱいいるではありませんか。
何で寒いところに棲むペンギンが赤道直下にいるの?
と思われるかもしれませんが、南極から流れてくるフンボルト海流の関係で
意外と海水温は低くペンギンには棲みやすいのだそうです。
この本によりますとペンギンの仲間では3番目に小型だそうですよ。

この「ペンギンに会いに行こう」の出版の目的は、地球温暖化で生息地を失い
数を減らしつつあるペンギンの保護活動の必要性を多くの人に知らせ世界に発信したい、
また世界一のペンギンの飼育技術と情報を世界に発信していく機会となれば
との願いも込められています。
この運動はまだまだ日本では知られていないのです。
是非皆さんも、あの可愛いペンギンとずーっと友達でいられるように
ペンギン保全活動をしている人たちが頑張っていることを
この本から少しでも知って下さい。

2009年8月 5日 10:06 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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