キツネ君が仕掛けたウサギとカメの運動会

皆さんこんにちは。お元気ですか。
夏も終わりもうすぐ味覚の秋本番を迎えますね。
秋と言えば「運動会」ですが、最近は春に行う学校もあると聞いています。
皆さんのところはいかがですか。
今日はこの運動会の花形競技である「かけっこ競争」のお話です。

「かけっこ競争」のお話の元祖と言えば、イソップ物語の代表的作品ともいえる
「ウサギとカメ」の物語ですね。
このお話覚えておいでですか。

UsagiKame.jpg

「ある時、ウサギに走る遅さをバカにされたカメが、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだのです。
ウサギはキツネが公平で利口だから、あれに頼もうと出発点とゴールを決めてもらって、かけっこを始めました。ウサギは一目散に走り、とうとうカメが見えなくなってしまった。ウサギは少しカメを待とうと居眠りを始めた。その間にカメはずーっと歩き続け、ウサギが目を覚ましたとき、山のふもとのゴールにカメは到着していた」というお話です。

ある番組の調査によると、ここで言われているウサギ君は
物語の発祥の地から推測すると、温度の涼しい夜間を活動の主たる時間帯とし、
昼間は暑いため12時間中6時間以上は寝ているという
「ヤブノウサギ」だと言われています。
またカメ君は乾燥した草原や岩場等に生息する体調35cmの
「フチゾリリクガメ」ではと言われています。

ところでこの物語を良く見てみると、面白いことが分かってきました。
実は公平さの代表として選ばれたはずのキツネ君は初めっからカメ君に勝たせる様に
様々な仕掛けをしたらしいのです。
イソップの物語では競争がキツネ君によって真昼に設定されているのですが、
これはキツネ君が初めっからカメ君のハンディを考えて、
ウサギ君の最も苦手なこの時間帯に設定したと考えられます。
なぜって、ウサギ君は昼は寝なければ体が持たないことを利用して、
自慢の持ち味の俊足をこの時間では十分に活かしきれないようにしていたのです。
ここでさらなるキツネ君の仕掛けがあったのです。
それは設定された競争の距離です。
ウサギ君は涼しい夜を中心に行動する夜行性のため、
暑い昼は体力を消耗するため苦手で、
最低でも6時間寝て体力を維持することが必要だったのです。
これに対してカメ君はウサギ君とは性質が逆で、昼行性であると同時に
省エネの体に出来ていて、一回食べると実に何日も食べなくても
動き続けることが出来ると言う持久戦には断然強い体質だったのです。
ですから一回も休むことなく走り続けることが出来たんですね。
実験データによるとウサギ君は時速72kmで走ることが出来、
換算すると1分間に1.2kmも走れることになります。
これに対してカメ君は時速0.27kmしか走ることが出来ません。
換算するとわずか一分間に4.5mしか走ることができないのです。
なんとウサギ君はカメ君の266倍の早さで走ることが出来るのです。
絶対に勝てそうにないこの戦いをどうしてカメ君に勝たせるのか。
それは短過ぎず、長過ぎない距離の設定にあったのです。
私の推定ですがウサギ君のこの日のお休み時間が6時間だとすると、
その寝ている間にカメ君が走ることの出来る距離を考えて、
1620m位を上限とした距離に設定したのではないかと思うのです。
何とキツネ君の頭の良いこと。感心します。

物語中に「ウサギはとうとうカメが見えなくなってしまった」とありましたが
どれくらいまで走って見えなくなったのでしょうか。
後で調べて分かったことですが、ウサギ君の視力は0.05の最強度近視で
少し走るとすぐカメ君の姿は見えなくなっているようです。
ですから暑い昼で初めっから疲れていたウサギ君は、ほんの少し走っただけで
カメ君が見えなくなって安心して寝てしまったのかもしれませんね。

この競争はウサギ君の弱点を巧みに利用してカメ君が勝つ様に
キツネ君によって設定された「かけっこ競争」だったのです。
でもなんでカメ君が勝つ様にキツネ君は仕掛けたのでしょうか。
悪賢いキツネ君のことです。
ウサギ君はカメ君に負けたショックを受けて元気をなくさせ、
捕まえて食べ易い状況を作ろうと知恵を働かせていた様に思うのですが
皆さんはどう思いますか。

2009年9月16日 10:50 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


コメントを投稿する

ブログの管理者が公開を承認するまでコメントが反映されない場合がありますので、ご了承ください。 また、投稿されたコメントはフジテレビKIDSが企画・制作する映像物や出版物、ウェブサイト、広告宣伝などで利用させていただく場合がありますのであらかじめご了承 ください。