カエデが作るスイーツの季節

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皆さんこんにちは。
今年の京都の紅葉は早いようですが、皆さんのところではいかがですか。
楓(カエデ)の花言葉は、「大切な思い出」。
紅葉(もみじ)、紅葉といえば楓、今日は秋の主役、楓のお話です。

カエデの名称の由来は、葉がカエルの手に似ていることから「カエルデ」と呼ばれ、それが転訛したものとされているそうです。

私たちは秋に紅葉するカエデ科のものをモミジと一般的に読んでいますが、書き方としては「紅葉(こうよう)」、黄色「黄葉(こうよう、おうよう)」、「褐葉(かつよう)」といろいろあるようです。
しかし時期が同じ頃のため「紅葉」と一般的に扱われています。

『万葉集』には138首も“もみじ”という言葉が使われているそうで「黄葉」いう字が当てられていたようです。
そして、特定の植物を指すわけでもなく、山野の樹木や草の葉も、色づけば、着色した木の葉や草の葉を“もみじ”と呼んでいたとの報告があります。

ではなぜ黄葉から紅葉と記述する方法が一般的になったのかと言いますと、中国では昔から楓という樹木はマンサクの木であったらしく、大切に宮廷に植えていたそうです。

この木は「霜が来ると美しく赤変する」と代々伝えられていたようです。
これを記述してあった中国の本を呼んだ平安朝の人々が、実物を知らないままに葉が赤くなるということのみに注目し、日本のカエデのなかで“赤くもみじする”ものが“楓”だと思い込んで「紅葉」と書く様になったそうです。

また後の事ですが、1600年刊の『日葡辞書(にっぽじしょ)』の“楓”の項には「緑色をしている間はカイデと呼ばれ、秋に赤い色に変わってからはモミジと呼ばれる木」とも書いて区別していた時代があっようです。

日本に自生するカエデ属の植物は約26種ありますが、江戸時代にこれらの種からいろんな品種のカエデが作られました。
今ではもみじだけでも品種はなんと300種にも及ぶそうです。

野生の代表的なものとしてイロハモニホヘトと同じ7つに葉が分かれるイロハモミジ、9~11裂する大型の葉を持つハウチワカエデ、黄葉するカエデの代表で知られるイタヤカエデ等が挙げられます。

ところで、皆さんが大好きでホットケーキにかけたりして食べるメイプルシロップは何から採るか知っておられましたか。

実は北米原産のサトウカエデと呼ばれるもの樹液から採ったものです。
以前カナダに行った時、秋のサトウカエデの森を見た事があります。
かなりの巨木で、「紅葉」というより辺り一面がが「黄葉」の森で、日本の秋の風景とはまた違って不思議な感じがしました。

どうやってメイプルシロップを採るか聞いてみました。
地元ガイドさんのお話では、3月頃、高さ30m位の大きなサトウカエデの幹に水道の蛇口の様な栓を打ちつけるのだそうです。
すると樹液が栓の下においたポリバケツの中にポタポタと垂れ始め一杯になります。

この樹液はやや甘いかなー? というくらいの感じなのだそうですが、集まった透明な樹液を煮詰めると20分の1くらいに煮詰まった琥珀色のシロップが出来上がるそうです。

秋と言えば食欲の秋ですが、スイーツの秋でもありますね。
メイプルシロップをいっぱいかけておいしいケーキを食べて秋の紅葉を満喫して下さいね。

2009年11月11日 09:39 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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