日本人のお正月飾りへの思い

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皆さん新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
京都では家々に真新しいしめ縄飾りが厳かに飾られていますが、皆さんの家ではいかがですか。今日はお正月飾りにどんな意味や思いが込められているのかのお話です。


一番大切な、しめ縄と飾り場所
昔から家に神様がやって来た時、何処に座されたら良いのかを知らせる神聖な場所を表すために用いられたそうです。
藁は青いものが良いとされています。


しめ縄は三重にねじるのですが、親亀、小亀、孫亀の親子三代を表し、
めでたさを三重にして邪神が入らないようにと門口(玄関)に飾るのだそうです。
今年、皆さんは神様のおいでになる場所は用意されましたか。

しめ縄と一緒に飾るお供え物
【稲穂飾り】
これは五穀豊穣の実りのシンボルであり、たくさんの食物が与えられ、
人々の命が支えられます様にとの願いが込められています。

【ウラジロ飾り】
鏡餅と一緒に飾られることもありますね。
古くから常緑性のシダは枯れることがないとの意味から、霊力があるとされています。
また一年に一対の葉が開き、その茎は長く伸び、その先端から毎年2枚の葉を付けます。
数年分の葉が生きているので、「おじいちゃんとおばあちゃん」の間から茎が出て
「お父さんとお母さん」の2枚の葉があり、さらにその間から
新しい「若夫婦」の2枚の葉が出ており、それぞれ裏が白いので、
夫婦共白髪まで長生きしますようにという意味があり、縁起物とされています。

【ホンダワラの飾り物】
海には海藻が繁殖し、海の幸がたくさん採れるように、また藻(も)を刈る、
転じて儲かるという意味が込められています。

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【ユズリハの飾り物】
日本では、本州の福島県以西、四国、九州、沖縄の山地に自生しています。
ユズリハの名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから、その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされています。
さらにすっきりした葉の形と、葉柄(ようへい)の赤の美しさがお正月を元気づける、と正月飾りに用いられる様になったそうです。

【キチジョウソウの飾り物】
キチジョウソウ(吉祥草)は、日本と中国に分布する1属1種のユリ科の常緑多年草です。
お正月に限らず縁起植物とされています。
花が咲くことを「吉祥」と言うそうですが、この字をあてて、吉祥草と書きます。
キチジョウソウは普段は花が無く、もし栽植している家に吉事があると
花が開き縁起が良いという伝説から、この名がついたそうです。

【ダイダイのお供え物】
実が何年もついているためこの名前があり、代々の栄えを意味するといいます。
高さ4~5mになる常緑小高木で枝には刺があります。
初夏に白い花が咲き、冬に橙色(だいだいいろ)の果実が実ります。
果実は冬を過ぎても木から落ちず、そのまま置いておくと2~3年は枝についている。
実は最初は緑で、冬にだいだい色になり、そのまま次の年の夏まで残る場合が多く、
その場合は、また緑色に変わり、そしてまた次の冬がきたら
再度だいだい色になるんだそうです。
不思議ですね。
そこから「回青橙(かいせいとう)」という名前もあるそうです。
こうして、一つの木に新旧の実がなるところから「代々(だいだい)」の名がついて、
お正月の飾り物としても使われるようになってたといわれています。

【カキのお供え物】
柿は嘉来(かき)の字をあて、「喜びが来る」の意味があります。
また、甘(うま)しものとして供え物にふさわしいともいわれています。

少し長くなりましたが、人々は新年を迎えるにあたり、
「今年こそ福を呼び込み素敵な年にしよう!」
と思いを込めてお正月を飾っていたんですね。

2010年1月 6日 09:45 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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