春の妖精「スプリング•エフェメラル」の季節!

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みなさんこんにちは。
今日、2月3日は節分ですが豆まきはされましたか。
この頃になると、どんな草花を思い出されますか。

我が家の隣の目黒不動尊では毎月28日に植木市が開かれますが、1月28日の植木市の主役はマンリョウや松と一緒に小鉢に植え込まれた福寿草でした。
友人の家の庭でも2cmくらいの可愛い黄色の花を付けていました。

調べましたら、「春を告げる花の代表であるため元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)の別名を持ち、福寿草という和名もまた新春を祝う意味」があるそうです。

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福寿草は、この時期は茎が伸びず、短い出始めの茎の上に黄色の可愛い花を付けますが、2月3月4月とだんだん暖かくなるにしたがって、茎や葉が伸びていきます。
初夏には30cm位までになり、あの鉢植えになっていた2cm前後の小さな福寿草の姿とは思えない程になりビックリします。

この花は「日が当たると開き日が陰ると閉じる」ことを繰り返して成長していきます。夏前には葉も茎も枯れ、あれだけいっぱい咲いていた花はどこに行ってしまったのかと不思議に思う程、跡形もなくなってしまいます。
つまり「早春に花を咲かせ、初夏までに栄養をいっぱい造って根に蓄え、以降は地上から姿を消して地下で過ごす」のです。

この植物達はクヌギやコナラ等の冬に葉を落とす落葉広葉樹林で多く見ることができます。
なぜかと言うと、早春にはまだ樹々の葉が出ていないので、林床に日差しをいっぱい受け取って花を咲かせ、葉を成長させて、栄養を作っていくことがし易いからです。
さらに、一番最初に花が咲くということは、一番最初に虫達を呼び寄せて受粉し種を作って子孫を残すことも出来るのです。
まさにお日さまとともにわずかな期間を生きる植物なんです。

この福寿草のような、早春の日を巧みに利用して成長する植物を「スプリング•エフェメラル」とよんでいます。
この「スプリング•エフェメラル」の明確な日本語訳はないのですが、日本エコツーリズム協会の「このガイドさん100人に会いたい」に選ばれ京都で活躍されているガイドの伊藤五美さんは「春の妖精」と訳されておられました。素敵ですね。

この「スプリング•エフェメラル」の仲間には他にはカタクリ、イチリンソウ、ムラサキケマン、バキカモ、ショウジョバカマなどがあります。
今から3月までがスプリング•エフェメラルに会うチャンスの時期です。是非皆さんもこの植物達に会いにカメラでも持って出かけてみませんか。

2010年2月 3日 10:09 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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