南大東島の一夜限りの美人に会った!

【修正のお知らせ】
2010年8月18日掲載の原稿に一部誤りがありました。
ドラゴンフルーツとゲッカビジンが同じ植物と書きましたが、
実は別の種類である事が分かったのです。
いずれも似た形の一夜限りの花なのですが、
ドラゴンフルーツはサボテン科・ヒモサボテン属
ゲッカビジンはサボテン科クジャクサボテン属
の別物でした。ごめんなさい。
修正箇所は文字色を変えて再掲載いたしました。
2010年9月10日 17:36


皆さんこんにちは。お元気ですか。
私は先週、以前皆さんにご紹介した事のある南大東島に行って来ました。
那覇空港から450kmの太平洋上にある島です。
気温は30度、風が気持ちよく京都や東京より遥かにしのぎ易い気候です。
夜空には、星が一面輝き、天の川や流れ星、動いている人工衛星までも見えます。
寝転んで両手を広げると、右手の先から左手の先まで星に包まれ、
じーっと星空を見ていると体が天空に吸い込まれ、
体が宇宙の中に浮かび上がって行く様な不思議な感じになります。
南大東島にはまだまだ知られていない素敵な事がいっぱいありそうです。
今日はここで見た、南大東島のとっても珍しい不思議な植物の紹介をしたいと思います。

75Gekkabijin1.jpg

ある日、「私のさとうきび畑の真ん中に凄い花があるんですが見に行きませんか」と村役場に務められる教育委員会の川満廣司さんから誘われました。よく聞いてみると、その花は7から8月にかけて月のでない新月の夜中にたった一度だけ咲く花なんだそうです。その花は、長さが25cmから30cm位、開いた花の直径は15cm位のとても大きな白い花です。多い時には500個以上も花を一度に咲かせるそうです。

最初に発見した時、川満さんは、あまりの美しさに、
見つめられると石になると言われるギリシャ神話に出てくる
「メデューサ」か妖怪物語に出てくる「蛇女」かと思ったそうです。

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「ちょうど島に来ていた演奏家の友達に頼んでグランドピアノとギターをトラックで運び、その花の前で演奏会をやったんですよ」とその時の感激の様子を語っていました。
この植物の名はサボテンの仲間で南米原産でピタとも呼ばれています。日本では、その実は果物としても有名で、ドラゴンフルーツと呼ばれています。
このフルーツを食べたことはありませんか。
甘くてとても美味しいです。

残念ながら今年はもう盛りを過ぎていて、一番美しい姿は見られないのだそうですが、
「とにかくトラックに乗って見に行きましょう」ということに。

現地で見ることが出来たドラゴンフルーツは、高さ5m以上はある
大きな珊瑚の岩の上から、まさに「メデューサ」の髪の様に
四方八方にとてつもなく長く垂れ下がる大株のゲッカビジンの姿でした。
花はほとんど終わっていましたが、まだ幾つか蕾がついていました。
また果実である美味しそうなドラゴンフルーツも幾つかついていてビックリ!

75Gekkabijin3.jpg

「この花をこれからは大切にして南大東島の宝にしましょうね」
と川満さんは目を輝かせておられました。
7月から8月、きっと幸せ気分いっぱいになりますよ。
満開の写真は今年7月に200個くらい咲いた時の写真だそうですが、
「500個以上咲いた時はこんなものじゃなかったよ。真板さん。
 最初見た時は大きな岩に誰かが白いベールをかぶせたのかと思いましたよ。
 その上、花の匂いも強くって、ダイトウオオコウモリが
 いっぱいこの花の花粉と蜜をすいに来ていたんですよ」
と教えて下さいました。

私は、来年の8月の新月の日には絶対に南大東島に行って
この花を見てみたいと思っていますが、皆さんも一晩、一回しか見られない
このドラゴンフルーツに会いに行ってみませんか。

2010年8月18日 09:37 | | コメントを読む (1) | コメントを書く


コメント

2014年7月この記事を読んでいますが南大東島に行きたいです。2014年8月11日はエクストリーム スーパー ムーン。さぞや美しいでしょうね~。今年の8月は既に予定が......。残念。

Posted by: まっつん | 2014年7月14日 20:51


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