「うさぎ年」ってどんな年?

皆さん、新年おめでとうございます。
今年は卯年、十二支の中で第4番目に数えられるいわゆる「うさぎ年」です。
今年も宜しくお願い致します。

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卯はもともと「茂」の意味や、「草木が地面を蔽うようになった状態を表している」との意味が込められているらしく、覚え易くするために動物の兎の字「兎」が割り当てられたそうで、生命が大きく成長して、繁茂する様子を表しているといえ、ものが栄え、発展する非常に縁起の年という意味があるのではないでしょうか。

ところで、世界には、ラビット(Rabbit)と呼ぶ「穴ウサギ」とヘア(Hare)と呼ぶ「ノウサギ」の2種類がある事をご存知でしたか。
日本に棲息しているウサギはノウサギのみで、トウホクノウサギ、キュウシュウノウ、サドノウサギ、オキノウサギの4種類が生息しています。

皆さんがよくペットとして飼っているウサギはラビットと呼ばれる
穴ウサギの品種改良されたもので、江戸時代に外国から
飼育用として持ち込まれたものなのです。
浮世絵等にもウサギの絵が描かれていますよ。

この2種類は同じウサギでも性格がかなり違っています。
ノウサギは、基本的に単体で行動し、群れで行動はしません。
かなり強靭な下半身を持っていて、長く走れる強い心臓を持ち、
危なくなると、ピョンピョンはねて敵から一目散に逃げられます。
木の根元の穴等をすみかとしていて定住しません。
自由奔放に野山をかけずり回り、人にはなれず孤独を好みます。

一方、外国産の穴ウサギは、短い前足で迷路のようなトンネル状の穴を掘って、
集団で生活します。
時には他の家族とも同じトンネルで生活する事もあり、
結構仲間思いのところがあります。
小さな心臓だそうで、長時間の運動には適しておらず、すぐ巣穴に逃げ帰ります。
臆病ですが人なつこく飼いやすいのです。
ラビットを飼っている人に聞くと、とても人なつこい割には嫉妬深くて、
飼育している人が他の動物をかわいがるとその動物に向かって攻撃し、
飼っている人を自分の方に取り戻そうとするそうですよ。
皆さんはどちらのタイプのウサギに似ていますか?

最後に、ちょっと不思議なウサギのお話。
ご存知の方も多いと思いますが、日本の昔話に、
因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)のお話があります。

おきの島からいなばの国に渡るため、ウサギがワニをだまして渡るのですが、
その嘘がばれて、皮をむしられてしまいます。
苦しんでいると、八十神(やそがみ)が通りかかり、河口へ行って真水で体を洗い、
そこに生えているガマの穂の上で寝なさいと教えられます。
教えられた通りにすると体は元通りに直った。
というお話ですが、不思議な事がこのお話にはあります。

ガマの開花期である6月~8月はにノウサギの毛は冬毛の白ではないのです。
茶色です。
なぜあえて白ウサギと言ったのでしょうか。
不思議ですね。
この答えは以外と複雑で奥が深いようです。
いつか機会がありましたらまたお話ししたいと思います。

では今年も皆さんにとって、すばらしいジャンプの年でありますように。

2011年1月 5日 11:18 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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