アズキの原種を食べてみませんか!

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皆さん、お元気ですか。
全国各地で大雪の便りが届いていますが皆さんのところはいかがですか。
檜原村では20cm位積もり、夜になると道路が凍ってとても危険です。
凍るといえば、檜原村には冬になると氷結する有名な「払沢の滝(ほっさわのたき)」があります。
地元の観光協会では、この滝はいつ凍るのか?と言う「払沢の滝氷瀑クイズ」を毎年やっており、滝の氷結を見に多くの観光客が訪れています。

つい最近ですが私の関わっているNPO法人「フジの森」が、この滝の入り口のところに、郷土料理を提供するレストラン「四季の里」をオープンしました。
どのメニューも美味しいのですが、私のお勧めは、一日50食限定で出している日替わりメニュー「御膳料理」です。
そしてこの御膳料理と一緒に出てくる「小豆ご飯」は、ピカイチのお勧め品です。

実はこのご飯に入っている小豆は、普通に売っている小豆とは違うのです。
檜原の山野に自生する「ヤブツルアズキ」という植物の種を地元の方が頑張って採集したものを使っているのです。
「ヤブツルアズキ」はアズキの原種と考えられていて、普通に栽培されているアズキの半分以下の大きさで、少し黒ずんでいるのが特徴です。
本州から九州の山野の川辺などに密生していて、秋になると下から少しずつ実が熟してはじけては地面に落ちていくので、一度に採集が出来ず、量を採ろうとすると結構手間がかかります。
このヤブツルアズキは、栽培されている小豆の様に、お砂糖と一緒に煮込んでも灰汁が強く、あまり美味しくなく、ケーキやおぜんざい、羊羹等のスイーツ用には向いていないとのことです。
檜原村では、ご飯に混ぜて炊き込む豆として古くから利用していたようです。
機会がありましたら是非食べに来てみて下さいね。

そう言えば、冬の寒さにちなんだ名前を持った植物があるのをご存知でしょうか。
その植物の名は「カクレミノ」と「ハンテンボク」の二つです。

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カクレミノはあの山菜で有名なタラノキも属するウコギ科の常緑広葉樹です。
葉の形が、冷たい雪や雨から身を守る為にお百姓さんが使っていた稲藁で作った箕(みの。今風の言い方で言えば雨合羽)に似ていることから、その名が付いたと言われています。
でも触る時は、人によってはかぶれることがありますからちょっと注意して下さいね。

もう一つのハンテンボクですがこれはモクレンの仲間で、冬になると葉が落ちる大きな落葉広葉樹です。
葉の形が、寒い冬に体を守る為に寝る時に着ていた「ねんねこ半纏(はんてん)」に似ていることから名づけられました。
この植物は花の形がチューリップに似ていることからアメリカンチューリップとも呼ばれているんですよ。
明治時代に街路樹や庭園木として日本に入って来ましたが、アメリカではミツバチが蜜を採る大切な植物として利用されています。

きっと皆さんの近くにも植えられていますから探してみて下さいね。

2011年2月16日 17:30 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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