星の王子さまに嫌われた植物とは?

皆さんこんにちは。お久しぶりです。
前回はお休みでした。すいません。
実は2週間前に階段から落ちて足を骨折してしまい、
なかなか遠くに出かけられない車椅子の生活が続いています。

檜原村では、台風がくる前にジャガイモを掘り起こそうと、
集落の方々が一斉に朝から畑に出ているそうです。
今年のジャガイモは晴天が続いたせいもあってか、
とてもほくほく感があって美味しいそうですよ。
早く檜原にいける様に足を回復させたいです。
そんな中で、我が家の隣にある川本コーヒーに毎朝おいでになる
アマチュアカメラマンの羽柴さん(以前シモバシラのお話で写真をお借りしました)に
「先生、京都植物園で珍しい植物の花の写真撮りました、見て下さい!」
と写真を見せて頂きました。
今日はその写真に写っていた珍しい植物のお話です。

97Baobab2.jpg

私は20代から世界各地を見て回っていますが、行きたくてたまらないのに、機会に恵まれず訪れていない場所が幾つかあります。
その一つがアフリカのマダガスカルです。
そこには昔から憧れていて、どうしても一度は見ておきたいと思っている植物がありました。
それはあのサン=テグジュペリの「星の王子さま」に登場する「バオバブの木」です。
根が空を向いて逆さまになった様な形をしていて、本当に奇妙な形をした巨大な木です。
この本を読んだ時は実在する植物とは思ってもいませんでした。
でも実際にあるんだと分かった時から一度は現地に行って見てみたいと思い続けていました。

幾つかの資料からバオバブの紹介をしたいと思います。
バオバブは、雨期と乾期のはっきりしているサバンナ地域に生息し、ちょうど徳利のような形をしています。
数百年かけて高さは約20メートル、直径は約10メートルに及ぶそうです。
中には樹齢千年くらいの物もあるそうです。

97Baobab.jpg

徳利の様な形をした大木には10トンもの水分を幹にたくわえており、乾季になると葉を落とし休眠するそうです。

羽柴さんが撮られた京都植物園で咲いたバオバブの写真(左)を見て下さい。
花の色は白色で大きく15cmから20cm位あり枝にいっぱい付けますが、その花はすぐに枯れてしまいます。


マダガスカルにはこのバオバブが7種もあると言われています。
以前、私の友人もツアーを組んでバオバブ観察と写真を撮りに行った時のものを
見せて頂いたことがあるのですが、バオバブが街路樹の様に立ち並んでいる道があり、
その中には、なんとバイバブの樹皮が大きく剥ぎ採られて
痛々しい姿をしているものもありました。
聞いたところでは、現地の人々はその樹皮を屋根にしたり
縄を編むことに利用しているようです。

実は、「星の王子さま」のお話の中ではやや嫌われ者としての登場ですが、
本当はサバンナに生きる人々の生活を助ける大切な植物だったんですね。
いつか機会がありましたら私は行ってみたいと思っています。
サン=テグジュペリがどんな気持ちでこの植物を観ていたのか
現地で体験してみたいです。皆さんも見に行って下さい。
そして「どうして、王子さまはバオバブが嫌いだったのですか?」
と考えてみて下さいね。

2011年7月20日 09:52 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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