世界の高原民族を守って来たおそばとは?

皆さん少しずつですが収穫の秋の足音が聞こえてきますね。
檜原村では秋のそばの種まきが終わり、蒔いた畑の早い場所では、
もう5cm位にまで伸びているところもあります。
三ヶ月後の新そばの収穫が楽しみです。

101Soba.jpg

先日ですがフジの森で「そば打ち教室」のイベントが開かれていました。
ふと立ち寄って様子を見に行ったときの事です。
全国そば打ち大会で優勝して名人にもなった私の友人の田中師匠から
「真板さん、珍しいそば種を見せてあげるからフジの森で増やしてみませんか」
と袋に入ったそば種をいただきました。
その袋に入った種は3mm位の小さな種です。

良く見ると確かに形は普通のそばの三角形の形をしていますが、とにかく小さい。
二つの種を比較した絵を載せましたので見て下さい。

師匠は、
「とにかく美味しくて自分でも種を増やしてそば打ちをしてみたい!」
と言われています。
そこで資料からこの珍しい種は何者なのか?調べてみました。
そばには、大きく分けると三種類あるそうです。
普通そば【普通種】、だったんそば【ダッタン種】、
宿根(しゅっこん)そば【宿根種】の3種類です。

そのうち、食用のそばは、普通そばとダッタンそばの2種類だそうで、
私たちがそば屋さんで食べているのは、「甘ソバ」と呼ばれ
一般的に栽培されている「普通そば」です。
実は私が見せていただいた小さなそばの種は「ダッタンそば」
と呼ばれているものだったのです。
資料によりますとこのダッタンそばは、独特なさわやかな苦みがあり、
このためか「別名ニガソバ(苦そば)」とも呼ばれているそうです。
このそばは、中国雲南省、四川省、チベット自治区、内モンゴル地区、
ネパールなどの、寒冷な山岳地帯で栽培されていて、
あまり肥料を必要とせず、やせた土地で比較的簡単に栽培出来、
収穫も75日で出来るのだそうです。
そして昔から漢方薬のひとつとして使われていたようで、
ダッタンソバは胃腸を丈夫にして、気力を増す効能があるようです。
「今現在の主要な生産地は中国運南省を中心とする高原地帯で、
 そこに住んでいる少数民族は、ダッタンそばを主食にしていて、
 生活習慣病の発生率が低く、健康・長寿な民族である」
と記述している資料がありました。
どうもすごく健康によいようです。
日本ではこれを使って「そば茶」を作っているところもあるそうです。
皆さんも何処かでこのおそばを手に入れて食べてみませんか。
秋の収穫がありましたら食べた味のご報告を
皆さんにしたいと思っていますのでご期待ください。

2011年9月14日 09:09 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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