目黒不動周辺はリゾートホテル?

山が少し色づいて来たようですが、皆さんの周りではいかがでしょうか。
今年の秋は寒暖の差が大きいようですからきっと紅葉も美しいのではないでしょうか。
いま何処を歩いていても甘い匂いでいっぱいですね。
そうです。
この10月上旬と言えばキンモクセイの花が何処の庭でも一斉に咲いています。
歩いていて何と気持ちのよい事か。

そんな匂いに酔いながら、先日ですが目黒の家に久しぶりに戻りました。
夕方の5時頃、目黒駅から目黒不動に向かってぶらぶらと歩いていたときの事です。
不動公園の近くで人だかりがあり、何やら電線を指差しながら騒いでいます。
物見遊山で私も駆け寄ってみるとビックリです。
地上6mくらいのところに張られた電線に沿って、行ったり来たり、
じゃれ合ったりと2匹の動物が遊んでいるんです。

その動物はすぐに名前が分かりました。
「ハクビシン」です。
名前は「白鼻芯、白鼻心」と日本語で書き、その名前の通り
額から鼻にかけて白い線があることが特徴です。
ちょっとした歌舞伎役者のようです。
ジャコウネコ科の動物で、木の実やスイカやメロン等のウリ科の果実を好む雑食性で
その他、小動物、鳥の卵なども食べます。

103Hakubishin.jpg

このハクビシンはちょっと見るとタヌキに似ていますが、
タヌキとちがって木登りが大得意です。
そして民家の屋根裏などに棲みつくことも結構あり、
昼は寝ていて夕方から外に出て活動します。
以前私の家の天井裏に棲みついて子どもを産んだり、
夜中にねずみ取り運動会をやったりと大騒ぎをしていた事もあります。
いまでもハクビシンのおしっこや糞でできたシミの跡が天井に残っています。

このハクビシンは、はっきりはしていないのですが
中国などから明治時代に毛皮用に持ち込まれたと言われています。
東南アジアでは年に2回以上出産し、1匹から4匹の子どもを産むらしいですが、
日本では年に1回の出産と言われています。
大変なのは、文献によると「母子を中心とした家族で生活しているようで、
10 ~ 20頭程度の群れを作り複数の家族による共同体を形成することもある」
といわれていますから、この日に見た2匹のハクビシン以外にも不動の森周辺には
実はもっと多くのハクビシンがどこかに潜んで生活しているようです(大変だ!)。
多分カラスの卵や家庭から出るゴミをあさっているのではないでしょうか。

野山より天敵が少ない都会の方が棲み易いようで、一説では最近、
山の動物が一番安全な都会に移動して来ているという話を聞いた事があります。
目黒不動の森周辺は動物にとって、森の遊び場あり、
すみかとしての一軒家のお部屋あり、餌となるゴミのメニューあり、
天敵なしの大サービス快適空間という、
まさに野生動物のリゾートホテルとなっているのかもしれませんね。

2011年10月12日 09:39 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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