頑張れ小さな虫たち! 私たちも負けないで頑張ろう!

皆さん、新年おめでとうございます。
お元気ですか。
本格的な寒い冬となりましたね。
今日は寒い日々をたくましく生き抜いている小さな虫たちのお話をしたいと思います。

日本のような春夏秋冬のある地域では一番つらい季節がこの冬です。
しかし気候に合わせて生活の仕方を変え、とくに厳しい冬を乗り切っているのです。
調べましたら次のようなことがわかりました。
虫たちは冬を迎えるにあたって2タイプの生き方を選択します。

最初のタイプは親が死んでしまい、子どもに次のことを託していくタイプです。
皆さんがよく見かける、春から夏にかけて、いろんな所に網を張って虫をつかまえて
頑張っている種類のクモは、秋から冬にかけては餌は極端に少なくなります。
そこで親は卵を産むと死んでしまい、後のことは春に生まれてくる子ども達に託し、
卵がいっぱい詰まっている卵嚢(らんのう)という固まりの形で越冬するのです。
カマキリもこのタイプです。
カブトムシも親は死んでしまいますが、子どもは土の中で幼虫となって頑張ります。 

109Kamemushi.jpg

もう一つのタイプは、親が生き残っていくタイプです。このタイプの生き方は準備が大変です。
秋になると早々に冬越しの支度に取りかかります。
グリセリンやソルビトー ルなどのエネルギーの元となる糖アルコールを体内に溜め込みます。
こうすることで体液の濃度がとても濃くなって、これが車の「不凍液」の代わりをします。
体を支えている細胞や、その組織が死んでしまうのを防ぐのです。

さらに、ホルモンが働いて体を動かさないで眠らせる「休眠」という
深い眠りの状態に体を持っていき、できる限りエネルギーを使わない様にします。
そうすることで体に蓄えた栄養だけで生き延び、
冬が通り過ぎて暖かくなるまで待つのです。
巧みな戦略ですね。
この2つ目のタイプを選択してがんばる昆虫の代表に、あのテントウムシや
「へっこきむし」「ぶたむし」などとよばれているカメムシがいます。

109Tentomushi.jpg

ちょうど今頃、窓の隙間や、火を使う台所の隅、押し入れの中などに集まって冬眠しているテントウムシやカメムシの姿を見ることもできます。
檜原の私の家では、押し入れに仕舞っておいた敷き布団や掛け布団の間にカメムシが入り込んでいることがよくあります。
このことを知らないで布団を敷いて、カメムシが顔にあたって触ってしまい、強烈なにおいでひどい目にあったことがあります。なかなか臭いが消えませんでした。



なぜ集団で越冬するようになったかは詳しく分かっていない様ですが、
「集まって冬眠することにより、仲間同士で湿度を保ったり、
お互いに保温効果をうみだしたりして、寒さや乾燥から身を守っているのではないか」
と言われています。

結構小さい虫は小さいなりに、厳しい冬を乗り切ろうとがんばっているんですね。
私たちもこの虫たちに負けることなく、巧みに知恵をつけてがんばっていきましょう。
今年もよろしくお願いします。

2012年1月 4日 09:58 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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