青葉の時期の仲の良いご夫婦到来!

皆さん蒸し暑い日が続いていますが、
この時期に今年もやってきた仲の良いご夫婦のお話です。

今頃の季節に内緒で見に行く場所があります。
そこには樹齢500年以上のスダジイの木があるのですが、
その木の中ほどにある大きな樹洞をつかって子育てをするために、
毎年フクロウの仲間がやって来ます。
その名を「アオバズク」と言います。
今年もちゃんと大きな枝にとまっていました。
卵を抱くのはメスのみが行いますから、きっとオスが休息を兼ねて
外敵が襲ってこないように、見張りをしているのかもしれませんね。
卵を温め始めてから子どもが生まれて一人前になるまでの約一か月間、
夫婦で力を合わせて頑張ります。

全長は30cm前後でやや小型の鳥ですが、羽を広げると70cm前後の大きさでとても大きく見えます。
鳴き声は基本的に「ホッ、ホッ」と二回ずつ規則正しく鳴きますから、「あ!アオバズクがいる」とすぐ分かります。
たぶんですが、今年も樹洞の中で卵を3~4個温めているはずです。もしかしたら、もうかえっていてご夫婦が交代で餌をやっているのかもしれません。
昨年ですが、立派に育った幼鳥が3羽、親鳥と一緒に枝に並んでいました。とてもかわいかったですよ。

近くで毎年写真を撮っている方にお聞きしたのですが、カエルや昆虫、セミの幼虫などの餌の豊富な時は3羽、餌の少ないときは2羽が、卵からかえっているようだとのことでした。

自然の中での子育てってなかなか厳しいですね。

資料によりますと、このアオバズクは中国や東南アジアでは一年中その場所に
生息しているようなのですが、日本でみられるアオバズクは繁殖のため、
わざわざ東南アジアから飛んで来るようです。
子育てが終わると、また子どもたちも東南アジアへの長旅に出るようですから、
子どもたちにとっては一人前になるための試練の旅ですね。
頑張って!

アオバズクの名は、青葉が芽生える梅雨の季節に遠方から飛来することから
ついたといわれているようですが、今このアオバズクが大変です。
日本では大きな木が少なくなって巣を作れなくなっているんです。
また冬を越す東南アジアでは、木の伐採が進んで住めるところが少なくなり、
そのため以前に比べて数が減り続けているそうです。

もし皆さんもこのアオバズクを見つけたら、そっと見守りながら、
アオバズクの使っている大きな木がいつまでもその場所にあって
切られないように守ってあげてくださいね。

2012年7月 4日 09:01 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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