何に似ているかな?

皆さん、いよいよ味覚の秋の到来ですね。
私は桧原村で秋一番の栗ごはんを食べました。
美味しかったですよ。

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さて、栗の木に赤い実が数個ぶら下がっていました。
これ何だと思われますか?

今、桧原村の夜空には満点のお星様、草畑では虫の鳴き声でいっぱい、そして家の玄関に設置した街灯の周りには川虫が成虫になって飛び回っていました。
今日はこの赤い実と川虫のお話です。

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ある日のことですが、友達からリボンが付いた2cm程の三角形の小さな紙包みをいただきました。
「真板さん、お財布に入れておくとお金が貯まりますよ」
と言うんです。
手に取ってみると袋の真ん中が少し膨らんでいて中に何かが入っているようです。
何だろうと、あけてみたらビックリ!小さな焦げ茶色の大黒様が1つ入っていたのです。
いっけん「打ち出の小槌」にも見えますが、どちらかと言えば大黒様似です。

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「これなんだかわかります?」
と聞かれて調べましたら、なんとあの栗の木からぶら下がっていた
カラスウリの種だったのです。
結構昔からの習慣のようですが、よくぞ探して見立てたものだと関心しています。
今私の財布の中に入って、一生懸命お金が貯まるのを助けてくれていますが
貯まりますでしょうか。
楽しみです。

ところで私の桧原村の家は「郷土玩具博物館」になっていて、
全国で作られた珍しい郷土人形や玩具がところ狭しと並んでいます。

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かなり以前のことですが、陳列棚を整理していましたら奇妙なものを発見しました。
5cm角の赤い箱の中に小さな人形が並んでいます。
蓋には岩みやげ「石人形」と書いてありました。
お地蔵さんのような、小さなお人形のような形をしています。
皆さんは、これは何だと思われますか?

これまたビックリです。
実はこれは夜になると街灯に飛んでくるニンギョウトビケラという虫が、
川の中で生活している幼虫の時の巣だったのです。
幼虫は砂粒で巣を作り、その両翼には大きめの砂粒を3対着けて人形の形の巣を
作るそうですが、良い形の巣は、どこでも作れるというわけではないようです。
良い石人形の巣が取れるには川の水がきれいで、また石の粒の大きさが大事だそうです。
山口県岩国市の錦帯橋(きんたいきょう)下の川の中で
ニンギョウトビケラが川底の小石や砂を集めて作るものが一番良いのだそうです。

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言い換えれば、良い石人形がとれ続けることは
それだけずーっと水が奇麗に保たれているということでもあるんですね。
この民芸品は江戸時代から、郷土玩具や御守りとして珍重されていて、
日本三大珍品玩具のひとつとも言われています。
これを地域のお土産品として開発した、その地域の人の知恵に感心しきりです。

ここではご紹介しきれませんでしたが、自然の中にはよく観察してみると
何かに似ているかな?と思われるものがまだまだ結構あります。
是非皆さんも探してみてオリジナルな商品を開発してみてはいかがでしょうか。

2012年9月26日 09:14 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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