華道家の考えた環境保全活動「美しい地球をいける!」

皆さん、お元気ですか。
もうすぐ3月というのに大寒波到来で大雪が降ったりとまだまだ寒い日が続いています。
大覚寺の梅の花も咲きかけていたのですがちょっと停止といった状態です。
今日は梅の花もお休みのこの時期を利用して、京都で「嵯峨御流」という
華道家の方々が取り組んでいる地球環境問題についてお話しをしておこうと思います。

●環境問題でいま一番大きな問題
世界の環境問題でいま一番大きな問題は、化石燃料等の消費によるCO2の増加と、
それに伴って引き起こされている「地球温暖化」問題です。

例えば1988年には350ppmだったCO2の濃度は2012年には389ppmとなり、産業革命以後39%も増加しています。
その結果、年平均気温は百年前に比べて0.5度上昇し、今後100年間で最大6.4度の上昇があると研究者が予測しています。
このことにより、

1. 海水面の上昇で南太平洋の島々の水害の増加等
2. 水不足と食料危機による飢饉の多発
3. 気候の変化でその地域に住んでいた固有の生き物が絶滅の危機に直面する等の生物多様性問題の深刻化
4. 以上の結果によって引き起こされる森林や地域固有の自然風景の消滅等

など、私たちの生活に深刻な影響を与ることが危惧されています。
また2年前の3.11地震に代表される大きな地震や津波による被害も多発しています。
いま地球全体が病んでいるようにさえ思われます。

●嵯峨御流と世界の大使夫人との連携
このような問題には地球レベルで、世界中の人々が出来るところから
皆が手を組んで一緒に行動して行く事が必要です。
国連では「地球の人々が皆で考えて一緒に取り組みましょう!」と
4月22日を「国際母なる地球デー」(アースデイ)とし、
毎年、世界同時の環境保全を訴える活動を実施しています。
今年はこの動きを受けて京都の華道家が立ち上がったのです!

京都嵯峨野にある大覚寺のいけばな「嵯峨御流」には、日本の水の流れにそって山から海までの風景を7つに分けていけ表すという「景色いけ」という花体があります。
今年の4月12日から14日の3日間、この景色いけを使ってアースデイと連動し、世界各国の大使夫人から守りたい風景を提起してもらい、自国の「残したい美しい地球の風景」をいけばなで表現して、世界に環境保全の大切さを発信し、訴えて行こうというのです。

またこの催しに合わせて、3.11の大津波によって失われた風景をいけばなであらわして
「みんなで美しかった風景を再現しよう!」と
岩手県陸前高田の残った「一本松の風景とそこに託された人々の思い」を表現し、
「めげない、にげない、くじけない」と
頑張っている東北の人々との絆を強めて行く事を訴えます。
4月の京都はサクラのシーズンで京都においでの節は、
皆さん、「地球を守る美しい風景」を是非見に来て下さいね。
そして、一人一人がいまこそ地球人として出来るところから
何かを実施して行く思いを強めて下さい。

2013年2月28日 10:32 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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