そろそろ眠りに入りましょう!

皆さん、お体は大丈夫ですか。
ここに来て急に寒くなって私は風邪を引いてしまいました。
お気をつけ下さい。

檜原村フジの森から便りが届きました。
急に寒くなったせいでしょうか、木々はもうすっかり紅葉し、コナラの木々にはドングリがいっぱい付き、周りにもたくさん落ちているそうです。
今日はこんな秋真っ盛りの中で冬眠の準備に大わらわの動物達のお話です。

先日のことです。
「真板さん! 最近あっちこっちに生き物が隠れていて面白いし、また思わぬ訪問者もあるんですよ」と連絡がありました。
「その生き物とは?」と聞きましたら、「サワガニとヒキガエルとシロマダラ」と教えてくれました。

毎朝、研修棟の入り口を開けると、どこから入って来たのか分からないのですが、必ず何匹かサワガニ君がテーブルの下の絨毯の隙き間などに隠れているというか眠っているんだそうです。
また結構、建物の周りでも冬眠場所を探しているサワガニ君を目にするそうです。
このサワガニ君のことは以前「大失敗のサワガニ捕り」でも書きましたが、寒くなったこの頃になるとワガニ君は川から陸に上がって来て斜面の土にもぐって冬眠するのですが、どうもこの見つけたサワガニ君は土を掘って冬眠するより、研修棟の絨毯の下の方が暖かくて眠り心地が良いようで次々とやって来るのです。

食性は雑食性で、苔やミミズなど何でも食べます。
きっと、お腹いっぱいになって眠りに入ろうとしているんですね。

次に登場するのはヒキガエル君です。
研修棟を通り過ぎて上まで登って行くと、そこには間伐(かんばつ)した木を乾燥するためにストックしてあったり、ストーブ用に割った薪をいっぱい積んでいたりする場所があります。
この薪や間伐材をどけようとしたときの事だそうです。
じーっと眼をつぶって眠りに入ろうとしているヒキガル君が何匹かいたそうです。
触っても動かないそうです。
寒い冬の間、普通は庭や林などの落ち葉の下や土の中などで冬眠をしてじっと春がくるのを待つのですが、穴を掘るより温もりのある木の間で寝た方が気持ちがいいのかもしれませんね。
調べましたら「日本のカエルの場合、気温が10℃以下になるとエサは食べず、動かなくなります」とありましたが、この見つかったヒキガエル君はもう食べる事をやめて完全に冬眠モードに入っているようです。
実はこのヒキガエル君の大好物はサワガニ君です。
きっとサワガニ君はヒキガエル君の冬眠モードを確認してから、安心して動き回って寝場所を探しているようですよ。

最後の登場は「宝くじに当たったほどラッキーと思え」などといわれている幻の蛇「シロマダラ」と呼ばれている珍しいヘビ君です。
積んである木のすぐそばにおいてあった工事用のロードコーン(パイロン)の中に気持ち良さそうに寝ていたそうです。
発見したシロマダラ君のサイズは20cm位だったそうです。
大好きな食べ物は小型の動物でトカゲ等をよく食べるそうです。
発見したフジの森レンジャーの小澤先生の話では「夜行性なのに本当に久しぶりに見つけたなー。この秋はシマヘビ、マムシ、ヤマカガシ、アオダイショウ等ヘビなら何で見つけた。今年は冬が厳しくて冬眠に向けてえさ捕りに一生懸命なのかも?」と語っていました。

今年は山の木の実が豊作な様で、クマ君やイノシシ君の姿をフジの森の敷地内では見かけません。
でもきっと厳しい冬を乗り切るために山の中で木の実等を一杯食べ続け、そして檜原の愛嬌者のリス君はドングリを集めては地面のあちこを飛び回って埋めているに違いありません。
もし皆さんが秋の山に行く機会がありましたら、そーっと石の下や積んである木の間を見て下さい。
ぐっすりと気持ちよく眠っている動物達と会えるかもしれませんよ。

2013年11月20日 09:55 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


コメントを投稿する

ブログの管理者が公開を承認するまでコメントが反映されない場合がありますので、ご了承ください。 また、投稿されたコメントはフジテレビKIDSが企画・制作する映像物や出版物、ウェブサイト、広告宣伝などで利用させていただく場合がありますのであらかじめご了承 ください。