ミカンを食べて健康で元気な冬を過ごそう!

皆さんついに寒波襲来です。
京都は底冷えがきついです。いかがお過ごしですか。
京都では夜景の美しさを見てもらおうと、嵐山や中之島、落柿舎(らくししゃ)、嵯峨野の竹林等をライトアップする「嵐山花灯路(はなとうろ)」が始まりました。
この時期毎年寒波襲来で寒くなるのですが、今年もご多分に漏れず寒くなり、早くもみぞれが降りました。
私は新潟生まれですが、雪がしんしんと降る夜、炬燵に潜ってテレビを見ながら手が黄色になる位までいっぱいミカンを食べていた事を思い出します。
やっぱり雪、冬、の果物と言えばミカンですね。

先日ですが、嵯峨御流の華道の先生から、生け花の花材にバンペイユが手に入りませんかと連絡が入りました。

皆さん、この果物はご存知でしたか。
バンペイユとは「晩白柚」と書きます。
果実が巨大で皮が厚く、直径20 センチメートル以上にもなる黄色をしたブンタンの仲間のミカンです。
良い香りがします。
日本には20世紀の始め頃、現在のベトナムの植物園から伝わったそうです。
現在は熊本県八代市の特産品となっています。私の大好物です。
今日はこのミカンが属するカンキツ類のお話です。

「品種改良の世界史(作物編)」という本を偶然手に入れたのですが、その本によりますと、「カンキツ類はヒマラヤ山脈の麓のインド北東部から中国南部にかけての地域が原産地とされているそうです。やがてこの地域から中東やヨーロッパに伝播して行ったものと、中国から日本へと東方に伝播していたものに別れた」そうです。

カンキツ類とはカンキツ属、マンダリン属、カラタチ属の総称を言いますが、ヨーロッパの方にはネーブルオレンジやバレンシアオレンジを含むオレンジの仲間や、香りが強いレモン等の香酸カンキツの仲間が伝播し、東にはポンカンやデコポンが属するマンダリンの仲間、オレンジの仲間、バンペイユの先祖でもあるブンタンの仲間、ユズの様な香酸カンキツの仲間が伝播して行ったようです。

この本に、もう2つ興味深い事が書いてありました。
それはオレンジが多くの人の命を救った話と、インフルエンザがオレンジを「食べる嗜好品から飲む健康飲料へ」と一躍有名にした記述です。

要約しますと、15世紀から始まった大航海時代に、ビタミンC不足から壊血病になり多くの船員が命を失ったそうです。
しかし、このオレンジを寄港地で手に入れてビタミンCが補給されるようになり、大幅な改善に役立ったとの記述が残っているそうです。
それ以来、長期間にわたる大航海には手放せない大切なものとして扱われるようになり、皮が厚くて長期保存可能なため、特にブンタンの仲間は重宝がられたそうです。
この仲間で、のちに皮を薄くして、実をジューシーに品種改良したグレープフルーツ、ハッサク等があります。

また驚いたのは「20世紀に大流行したスペイン風邪で多くの死亡者が出た時期、このオレンジジュースがこの風邪の予防に最適だとして、注目されて用いられるようになり、一躍食べる嗜好品から飲む健康飲料へと社会的な地位を確立した」そうです。

何気なく気軽に食べているミカン!
でもずーっと私たちの命を守って来てくれていたんですね。
これからもミカンをいっぱい食べて、寒い冬を健康に過ごそうと思います。
皆さんもミカンをいっぱい食べて、健康で元気な冬をお過ごし下さい。

2013年12月18日 08:57 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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