まだ1月なのにドングリが芽を出した!

皆さん、お元気ですか。
寒い日が続いていますが風がないと意外と暖かく感じませんか。

先日久しぶりに「ふるさとの森」に行ってきました。
ここは、子ども達が様々な自然と触れ合ったり、遊んだりできるよう、檜原村のNPO法人「フジの森」が手入れをしています。

久しぶりの山登りは正直きつかったです。
今年は昨年と違ってクヌギ、コナラ等の里山の木々の実が豊富です。

道のあちこちには沢山のドングリが散らばっていました。
ふと見ましたら落ち葉がいっぱい積もった枯れ葉の下から、もうドングリが芽を出しているのです。
じつはこの小さな命は親木の影のため十分なエネルギーを得られず、大半が冬越しが出来ずに枯れてしまうんだそうです。
親木が何らかの原因で枯れた時のみ、この発芽したドングリからわずか数個だけが直ぐに成長して、何年か後に大きな木になって行くんだそうです。
ちょっと可哀相な気もしますが、地面に落ちた大量のドングリは動物の餌になったり、親の代わりになったり、他の植物の栄養になったりといろんな役割を果たしているんですね。
優しいような厳しいような自然界の仕組みや生きる知恵を感じます。
でも発芽して頑張っているドングリを見ていると
「頑張れ! 頑張れ! 寒さに負けるな、早く親木のように大きくなーれ!」
と応援したくなってしまいました。

40分程歩いて尾の筋近くに出ると、そこから見える村の景色は最高でした。
山から見える家々の柿の木には、まだ少し実が残っています。
この景色を見て、以前、桧原村の古老から「柿の木の上の枝の実は冬にやってくる鳥のために残しているんですよ」と言われた事が思い出されました。
今も残る村人の、優しくさりげない自然への思いやりに感激しました。

ところで柿と言えば最近、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」を見ていてはっとした事がありました。

じつは、昨年から今年にかけて私の畑で育てた青首大根を、地元のおじさんに「糠漬け大根」にしてもらいました。
先日その糠漬け大根を取り出して食べたのですが、なんとその中に結構な量の柿の皮が、糠と一緒に入っていたのです。ビックリです。
理由を聞きましたら、柿の皮を加えると自然の香りと甘味が一段と出て美味しくなるというのです。
奇麗な薄黄色に染まり、見た目にも美味しそうです。

はっとしたというのは、「ごちそうさん」の一場面で柿の皮を入れている場面があったのです。
一瞬目が点になりました。
「やっぱり入れている! おじさんはこの伝統的な味付け方法を村の中で引き継いで実施している人なんだ。凄い」と感激してしまいました。
結構こうした時代考証を細かく調べて番組を作っているんだな、と関心もしてしまいました。

寒い冬は、生き抜いて行くために、人も木々も動物も知恵の出し合いです。
皆さんの周りで厳しい冬を楽しく生き抜いて行く知恵を発見しましたら、ぜひお教え下さい。
「冬の知恵探し」って意外と面白いかもしれませんよ。

2014年1月29日 09:00 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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