シカさんは、深い雪で動けません!

皆さん、桧原村では今までに経験した事のないような大雪が降りました。
1.5メートルを超える積雪で家から出る事もできず、私の家のベランダは雪の重さで歪んでアルミサッシの窓が開けにくくなるなど大騒ぎだったそうです。
幸い私は京都にいて無事だったのですが、私の家の周りの集落は孤立集落となり大騒ぎでした。
先日ですが、フジの森の様子を見に行ってきた、小沢レンジャーから携帯に連絡が入りました。
「真板さん! 凄い。写真見て。こんもりと雪が積もって入り口まで行けない」と言うのです。

ところがその電話で話している最中に、突然、一緒に連れて行った人気もののワンちゃん『ジャスミン』が、初めて見る雪に興奮したのか、一目散にフジの森の宿泊棟に向かって走り出したのだそうです。

「ジャスミン、ジャスミン」と呼んでも振り返ることなく突き進んでいったようです。
後で聞いたのですが、写真のように、ジャスミンは身動きが取れなくなり雪に埋まってしまったそうです。
その後、ジャスミンは雪につかったせいか、お腹を壊したようです。

小沢レンジャーが言うには「辺り一面に雪がお腹にあたるくらいの深い雪で、シカ、イノシシなど中大型の動物の足跡は何処にも見当たりませんね。ニホンザルの足跡もありませんよ」
「大雪は、動物の行動も妨げていて、大雪になるとシカが大量に死ぬと聞いていたけれど、本当なんですね。山はシーンとしていて、気持ち悪いくらい物音一つせずに静かですよ」と語ってくれました。

実は、この雪の深さとシカの生息についての研究者の報告があって、「餌をとるのが困難になる雪の深さは45cmないし50cm以上で、栃木県日光では、50cm以上積もる雪の日数が50日を越えると死亡するシカが増えるようだ」と記述されています。
この45cmから50cmというのは、どうもシカの足の長さと関係しているようだと聞いた事があります。

またイノシシでは「30cm以上積もる雪の日数が70日をこえると生息に影響を及ぼしている可能性がある」との報告もあります。

きっとジャスミンのようにシカもイノシシも足の長さ以上に雪が積もってお腹に雪があたって、身動きが取れなくなったりお腹を壊してしまう深さなのかも知れませんね。

まだまだ寒さは続いています。
死と隣り合わせになりながらも、春を迎えるまで必死に生きようと頑張っている動物達に声援を送ってやってください!

2014年2月26日 09:19 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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