ジューシーな初夏の旬を味わってみて!

みなさん、檜原村『フジの森』から「里山では夏を告げる赤い実や黄色い実をつけたいろんな野のイチゴでいっぱいですよ」との便りが届きました。
今日はこの里山を飾るイチゴの仲間のお話です。

◆その1:ヘビイチゴ
黄色い花をつけて道ばたに咲く姿はとても奇麗なのですが、私は小さい頃母から「この赤いイチゴは食べたら下痢するからだめよ!」と教わってきました。
触るとパサパサしていて触った感じはいかにも美味しそうではありません。
後で調べましたら、毒ではないようですが食べても美味しくないという意味で「非食用」と図鑑にはありました。
そこで食べてみたのですが、本当に味がなくカサカサした感じでした。
このヘビイチゴの名前は「イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなど諸説がある」そうです。

◆その2:クサイチゴ
クサイチゴは赤くぽっちゃりした1.5cm前後のジューシーな実をつけます。
地面を張っていますので、一見すると草本(そうほん)のように見えるのでクサイチゴと呼ばれていますが、実際は木本(もくほん)なんです。
『フジの森』のチップを撒いたコンサート広場に、いつの間にか一面に広がっています。
施設の管理責任者でレンジャーの小沢氏が食べてみたそうですが、ほっぺが落ちそうになるほど甘くて美味しかったそうです。
アリもこのイチゴが好みらしく、アリがいっぱい群がっているそうです。
花期は3〜4月で、花は白色です。

◆その3:モミジイチゴ
葉がもみじに似ているためこの名がある木本性のイチゴです。
黄色い実をつけるため黄苺の別名があり、果実は食用になります。
イチゴの仲間ではもっとも味がよく、たわわと実り、その量の多さから果実酒やジャムなどにしています。
ある資料には「初夏の山での身近なデザート」と書いてありました。
以前バーベキューをした時、口直し用にみんなに出したことがありましたが、とっても喜んでくれたことを思い出します。

◆その4:ワイルドベリー
じつはこのイチゴは以前『フジの森』の会員が植えたものが、『フジの森』の広場に繁殖して広がったものです。
別名「エゾヘビイチゴ」と呼ばれていて、ヘビイチゴ同様、蛇が居るような場所に生えています。
食えないイチゴという思い込みかららしいですが、とっても香りが良く美味しいイチゴです。
ただクサイチゴと違い、大きさは6mm位と小さいため摘み取るのが大変です。


寒さにも強く、休眠期(真夏・真冬)を除く年中開花して実をつけ、結構強い植物の性質から「ワイルドストロベリー」という名前が付いているとありました。

いま檜原の山では他にも草や木の実が実り始めています。
お酒につけたら美味しい、赤く熟し始めたユスラウメ、葉っぱを半分白くお化粧したピクルスに最高のマタタビ、ご飯に混ぜて炊き上げたら絶品の味で忘れられない小さな青い実をいっぱい付けたウワミズザクラなど、この時期は美味しさ満点です。
皆さんもぜひ山にお出かけして、初夏の旬を味わってみてはいかがでしょうか。

2014年6月18日 09:06 | | コメントを読む (0) | コメントを書く


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